2013年6月7日金曜日

5月定例会のご報告


みなさん、こんにちは。
にいがたファシリテーション授業研究会の小見まいこです。
 
5月の研究会の報告です。

新しい方が5、6名来てくださり、
学校関係者、学生、ファシリテーター、行政、NPOなど様々な方が集いました。

今回は、プロセスデザインを学びながら、
今年で3回目を迎える「ファシリテーター型教師養成セミナー」の企画を考えよう
というテーマで研究会を実施しました。

まずは、グループごとにチェックイン。
そして、ファシリテーションのプロセスについて、
資料を用いながら簡単に説明をしました。

その後はグループに分かれて、
セミナーの目的、タイトル、プロセスについて話しあう時間に。
















この会は何のためにあるのか?
セミナーはどんな位置づけなのか?
そもそもの話で盛り上がる班が多かったようです。
















グループワークの後は、各班の話し合いの成果や気づきを共有。

教育関係者だけでなく、ファシリテーションに興味のある人に参加してほしい。
でもこの会は、教育がテーマ、新潟の子どもの未来や子どもが主役の学校づくりについて話し合いたい。

セミナーを通して、ファシリテーター型の教師を増やしたい。
子どもたちを支えるネットワークをつくりたい。
ファシリテーションの良さや魅力を知ってほしい。

みんなでセミナーの目的や目標について少しずつ照準を合わせていくような時間でした。

プロセスデザインまではいきませんでしたが、
この会の目的やセミナーの目指すところを確認し合えた会になりました。


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■日 時:2013年5月20日(月)19:00~21:00

■場 所:新潟青陵大学 6号館6205号室 

■参加者:28名

■内 容:
「ファシリテーションのプロセスデザインを学ぶ
〜ファシリテーター型教師養成セミナーの企画をしよう〜」
・導入 チェックイン
・プロセスデザインの基本
・グループごとにプロセスデザイン実習
・共有と全体トーク
・出版についてのご報告
・ふりかえり

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2013年5月14日火曜日

5月の定例会のご案内


8月に第3回目となる「ファシリテーター型教師養成セミナー」を
今年も企画したいと考えています。
そこで、プログラムのプロセスを設計することも
ファシリテーターの役割の一つですので、

みなさんで養成セミナーのテーマやプロセスを考えながら、
プロセス設計について学ぶ会にしたいと思います。

はじめての方でも大丈夫です。
セミナーに対してアイデアのある方、
プロセス設計を学びたい方、
久しぶりに顔出してみようかなと思っている方などなど、お気軽にご参加ください!

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■日時:2013年5月20日(月)19:00~21:00

■場所:新潟青陵大学 6号館6205号室 ※駐車場は、大学裏手にもあります

■内容:
「ファシリテーションのプロセスデザインを学ぶ
〜ファシリテーター型教師養成セミナーの企画をしよう〜」
・導入
・プロセスデザインの基本
・グループごとにプロセスデザイン実習
・共有と全体トーク
・出版についてのご報告
・事務連絡(会計報告、規約の提案について)
・ふりかえり

■参 加 費:500円(お茶菓子と模造紙等の備品購入費としていただいております)
参加の連絡:ご参加いただける方は、お手数ですが事前に下記までご連絡ください。
info@miraisworks.com / 025-232-6141(事務局:みらいずworks)

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ご参加お待ちしております!

4月の定例会のご報告


研究会の小見まいこです。

気候の変化に、体調を崩されている方も多いと聞きますが、
みなさん体調など崩されていませんか?

さて、4月の研究会では、5名ほど新しいメンバーが加わり、
総勢28名の参加がありました。

そのような中、
かつてからあたためていた出版プロジェクトを本格始動しました。
テーマは、「にいがたファシリテーション授業研究会が考える、
ファシリテーションの可能性!」です。

テキストの核となるコンセプトやファシリテーションの可能性について、
そのために取り上げたいテーマ、コンテンツなどを
みんなで話し合いました。

まずはじめに毎回恒例となった導入から。
今回は童心に戻ろう~ということで、
「犯人はだれだ」「困った輪」など、体を使ったゲームからスタート。

少し照れながら、笑ったり、喜び合ったり、
体はポカポカ、心はほっこりとするような時間となりました。

さて、いよいよ本題です。
今回は、ファシリテーション・グラフィックを用いた話し合いをしました。

初参加の方や、まだファシリテーションの可能性まで語れないかも…という方には、
「こんなファシリテーション本があったらほしい!こんなことを知りたい!」
というテーマで意見交換をします。

学校や現場で実践をされている方には、
「ファシリテーションの良いところと壁になるところ」
というテーマのファシリテーションです。







ファシリテーショングラフィックに初挑戦する方も多く、
みんなで協力し合いながらの場づくり。
どの班も、ファシリテーションについて日々考えていることや疑問点、どうしてファシリテーションなのかという本質的な部分など、話題は多岐に及び、
とても盛り上がっていました。


その後は、決まった内容をカードに転記して、全体で共有。
「ファシリテーションの魅力や面白さを伝えたい」
「イラストやテーマでキャッチーな表紙にしたい」
ファシリテーションは拡散だけでなく、収束もできることを伝えたい
などなど、テキストで大切にしたいこと、テキストへのこだわりなどが
浮き上がってきました。


共有した模造紙を見ながら、最後はみんなで意見交換。
「イイ本をつくりたい。」
「新潟から教育現場でのファシリテーションの意義や魅力を発信したい。」という思いが
場全体にあふれてきました。

今後は自主参加の、テキスト出版プロジェクトで詳細を詰める予定です。

いよいよ、12月の出版を目指して動き出していきます。
今までの実践がカタチとなり、未来に向けての可能性を示せるチャンス。
みなさん、乞うご期待ください!


日時:2013424日(水)1900~21:00 
場所:新潟青陵大学 6号館6205
内容:「にいがたファシリテーション授業研究会が考える、
ファシリテーションの可能性」
参加者:28名

2013年4月5日金曜日

4月定例会のご案内

ファシリテーション授業研究会の本間です。
引き続き、4月の定例会のご案内をさせていただきます。


2009年春、FT・FGプロジェクトという小さな会から始まり、
ファシリテーション授業研究会になってからは、3度目の春です。
今まで研究会に参加いただき、メンバー登録をしている方も80名を越えて、
そのネットワークや活動も広がってきています。
そこで、ファシリテーション授業研究会にて、
かつてからあたためていた出版プロジェクトを本格始動したいと思います。


そこで、新年度最初の定例会では、
出版プロジェクトの“核”を明確にするための
「にいがたファシリテーション授業研究会が考える、
ファシリテーションの可能性!」を語りたいと思います。
初参加の方や、
まだファシリテーションの可能性まで語れないかも。。という方には、
「こんなファシリテーション本があったらほしい!こんなことを知りたい!」
というテーマで意見交換をと思っております。


それぞれが求めること、学びたいこと、
そして、これからのファシリテーションを通じた教育への提言、可能性が
むくむくと沸きあがってくるような場になると思います。
是非ご参加ください。








■日時:2013年4月24日(水)19:00~21:00
■場所:新潟青陵大学 6号館(詳しいお部屋は後日ご案内します)
■内容:「にいがたファシリテーション授業研究会が考える、
ファシリテーションの可能性」
参 加 費:500円(お茶菓子と模造紙等の備品購入費としていただいております)
参加の連絡:ご参加いただける方は、お手数ですが事前に下記までご連絡ください。
info@miraisworks.com / 025-232-6141(事務局:みらいずworks



ご参加お待ちしております!



事務局:本間莉恵

3月定例会のご報告

にいがたファシリテーション授業研究会の本間莉恵です。


あっという間に新年度に突入ですね!
梅が咲き始め、暖かな風が気持ちいい季節。
とっても気持ちがよく、ルンルンと外を歩く毎日です。
 
 
さて、3月のファシリテーション授業研究会の報告をさせて頂きます。

■日時:2013年3月27日(水)19:00~21:00
■場所:新潟青陵大学 6号館
■内容「ファシリテーションで来年度やりたいことを考える」
■参加者:20名

まずは、チェックインから始めます。
A4用紙に、自己紹介と、
今年度がんばったこと、達成したことを書き込み、
見せ合いながら共有します。
 
 
それが終わったら、円になって、
それぞれが今日のタイトルである、
「ファシリテーションで来年度やりたいこと」を一人づつ話をしていきます。
 
何度も研究会に来ている方は、
「ファシリテーション実践をどんどん発表していきたい!」
「今度は学級運営の場でもファシリテーションを活用したい」
などのご意見、
 
始めてきた方も5名いらしていていて、
「まずはファシリテーションの基本を学びたい」
「ファシリテーショングラフィックを描いてみたい」
などが出てきました。
 
 
共有がおわったら、自分のやりたいことを見せ合いながら、
似ているなと思う人たちとグループになり、話し合います。
模造紙を前に、四方八方から書き込み、
話を深めていきます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
最後に、他のグループの模造紙を見て回り、コメント。
「たしかに~!」
「こんなことやってみたいですよね」
など、全体共有をしました。
 
そして、そのコメントも踏まえて、
発表です。
 
 











 
 
 
発表の内容を、今日のファシリテーター関野先生が
まとめてくださいました。
 
 
初めて参加の人からは、
「とにかく楽しかった。考えることや話すことの楽しさを
感じられるとてもいい時間を過ごしました」
「次回以降も是非参加したいです」
等の感想を頂きました。
 
 
今年度最後のファシリテーション授業研究会。
また、新年度が楽しみです!
 
 
 
事務局:本間莉恵
 
 
 

2013年3月5日火曜日

3月定例会のご案内


にいがたファシリテーション授業研究会の小見まいこです。

さて、3月の定例会の日程が決まりましたので、ご案内いたします。
詳しい内容については、進行役の関野先生と相談して、追ってご連絡致します。

今年度最後ということで、総まとめ、
来年度に向けた方向性づくりなどができたらいいかなと話しておりました。

みなさんとワイワイ楽しくお話しする機会になるかと思いますので、
久しぶりの方も気楽にご参加ください!

■日時:2013年3月27日(水)19:00~21:00
■場所:新潟青陵大学 6号館(詳しいお部屋は後日ご案内します)
■内容:「来年度に向けて、学びたいことを話し合おう」
※詳しい内容については、進行役の関野先生と相談して追ってご連絡致します。
■参 加 費:500円(お茶菓子と模造紙等の備品購入費としていただいております)

参加の連絡:ご参加いただける方は、お手数ですが事前に下記までご連絡ください。
info@miraisworks.com / 025-232-6141(事務局:みらいずworks
 
みなさまのご参加おまちしております!


小見まいこ

2月研究会のご報告


にいがたファシリテーション授業研究会の小見まいこです。
年度末のバタバタの時期ですが、
最近は青空を見ることも増え、春はもうすぐ♩というウキウキしております。

さて、2月のファシリテーション授業研究会の報告です。

■日時:2013年2月25日(月)19:00~21:00
■場所:新潟青陵大学 6号館
■内容:「様々な参加型の話し合い手法を学び、比較、検討してみよう!」
■参加者:21名

ますは、新潟青陵大学の齋藤智先生より実践報告。
タイトルは、
「初年次教育におけるキャリア教育に対するKJ法を用いた参加型授業の試み」

【発表の要点】
■目的:KJ法を習熟すること、社会人講師の講義とKJ法による参加型授業の実施

■気づいたこと:
・意見集約や編集作業において、改善や進展が見られ、学生自身が学びを習得していった。
・自分の意見が尊重してもらって嬉しかったという学生の声があった。若者のコミュニケーションにおいては、語るが多いが、質問する、聴くということもすることで、コミュニケーション能力育成の可能性があると再確認。
→KJ法を進める際に必要な恊働とは、社会で求められる力である。
思考力、遂行力、探求力、コミュニケーション力が身に付いた。

・ファシリテーションの良さは、可視化されること。KJ法は、文脈が明らかになるので、自分の考えが出発点になり、最後は自分に返ってくる。
・KJ法を通して、リーダーの役割を自覚した生徒がいたり、自発的な工夫や行動をするようになった。
→複数回KJ法を用いた参加型授業の実施を繰り返すことで教育効果が発現する。

つづいて、新潟青陵大学の中村恵子先生より実践報告です。
タイトルは、カテゴリー化から構造化へ-M-GTAやTEMを用いた心の健康問題への対応に関する調査研究から-
【発表の要点】
■要旨:修正版グラウンデッド・セオリー・アプローチ(M-GTA)や複線径路・等至性モデル(TEM)は質的な分析方法のひとつになります。KJ法を用いて、構造化やプロセス化を図ることができるのが良く、考え方として学校現場やファシリテーションに生かせるところがないか提案したい。

■目的:心の健康問題への対応において養護教諭がどのような判断をしているのか分析し、連携プロセスにおける養護教諭の役割について明らかにする。

■気づいたこと:
・たくさんの情報をKJ法を用いて情報整理することにより、意見の構造化がはかりやすい。
・各教員や関係者の声を聞き取り、それをフロー図にすることで、学校現場における危機管理の際などに活用できるのではないか。

最後はグループに分かれて、
今回の発表を受けて各学校や現場でどのように活用できるか話し合いました。

・KJ法の活用により、生徒が自ら動き出したのは、すばらしいと思った。
・中村先生の研究を聞いて、モト情報と集約した情報がどうつながっているのか、構造的にわかる。危機管理の部分で使える。
・あらかじめまとめ方を提示することで、多角的な視点で話し合える。時間がないときに話合いの視点があると話しやすい。
・見える化の構造化は、どうやったらできるのか?人が変わっても、学校独自のフロー図(マニュアル)があれば、引き継げる。つくっていくと我々でも実用的な構造図はできるかもと思った。できたらやってみたい。

などなど、活発な意見共有がされました。

発表いただきました齋藤さん、中村さん、ありがとうございました!
また随時実践報告を受け付けておりますので、
どうぞよろしくお願い致します。