2015年5月14日木曜日

4月定例会のご報告

みなさん、こんにちは!
にいがたファシリテーション授業研究会、学生スタッフの角野仁美です。


五月も中盤にさしかかり、若葉の青々とした姿に
背筋が伸びる思いがします。
過ごしやすい季節ですが、体調にはお気を付けくださいね。

さて、大変遅くなりましたが4月定例会のご報告です。


新年度初めの定例会は、以前にちょんせいこさんを招き学んだホワイトボードミーティング、アゲイン!
ということで、認定講師の吉崎利生さんから
ホワイトボードミーティングの基礎を学びました。
 



ホワイトボードミーティングとは http://wbmf.info/whatwbm/


今回は学校の先生をはじとする様々な立場の方が約50名、集いました。
各分野での、みなさんの関心度の高さがうかがえます。


吉崎さんから今日のゴールとルールの確認の後、さっそくスタート!

まずは、2人の人と自己紹介。
話し過ぎず、聴きすぎずのバランスを意識します。

次に、オープン・クエスチョンを使って
ペアの相手の構成要素を引き出していく練習をしました。

 


情報は第1~第4階層まで段階があり、話し合いや情報共有は
第3階層より深くですることが大切だとのこと。
たしかに、第4階層まで引き出すと、具体的な情景がありありと浮かんできました。
また、第3~第4階層までくると、「感情言葉」も引き出されます。
そうなると相手のことをより共感しやすくなると、吉崎さんからのコメントもありました。

「エピソードを教えてください」は魔法のオープン・クエスチョンだそうです。
オープン・クエスチョンは繰り返し練習することが大切!


 

また、ミニホワイトボードを使って
書くこととオープン・クエスチョンを連動させる練習もしました。

つい言ってしまう「~とは?」「~というと?」というのは、クローズド・クエスチョンだそうです。
相手の話したいことを話してもらうために、
オープン・クエスチョンを使って情報を引き出していくことの
難しさや効果を感じることが出来ました。



次に、いよいよホワイトボード・ミーティング「定例進捗会議」を実践!

4人グループになって、全員がファシリテーターを体験しました。



ペンの色とそれぞれの時間を決めて、
発散(黒)→収束(赤)→活用(青)→助言
の順番で、情報を共有していきます。

1人1人の良いことも、困っていることも
皆で共有できる間柄になることが
チームワークをつくる基本となることを学びました。

こうした組織をエンパワメントしていく場づくりは、
様々な現場で活用できますね。

 
 
最後に、「企画会議」も体験!
 
発散(黒)・・・「にいがたファシリテーション研究会」でどんなことをやってみたいか
収束(青)・・・実際にやってみたいと思うこと
活用(赤)・・・スケジュールや役割分担・メッセージなど
 
このフレームでアイデアを出し合いました。
 
 
 


 
みんなの意見がスッキリと整理され、今後につながるアイデアも
たくさん出てきましたね!
 



「ホワイトボード・ミーティングやファシリテーションは、スキル。失敗を恐れず、練習あるのみです!」と語って下さった吉崎さん。

さまざまな場で、今回の学びを生かしていきたいですね。


 
ちょんせいこさんの本は多数、店頭にて販売されています!
学びを深めたい方は、是非お手にとってみてください。
 




この研究会は、たくさんの人の手でつくられています。
今回お手伝いで駆けつけて下さったみなさまも、本当にありがとうございました!



今年度も、学びの多いあたたかな場にしていきたいですね。

来月もお楽しみに!






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■日 時:2015年4月22日(水)19:00~21:00
 
■場 所:新潟青陵大学 6104体育実技室
 
■参加者:46人

■内 容:
 「ホワイトボード・ミーティングの基礎を学ぶ」

講師 吉崎利生さん
 
・オープニング
・ペアワーク
・「わたしの構成要素」
・休憩
・定例進捗会議を体験
・企画会議を体験
・ふりかえり

 
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